あなた「在宅勤務させていただきます」のメール、どう書けば失礼にならないかな?



体調不良、子どもの急な発熱、取引先への連絡……場面ごとに書き方が少しずつ違って、意外と悩みますよね。
「丁寧に書きすぎて言い訳っぽくなってしまった」「送るタイミングが遅くなってしまった」という声も、SNSなどでよく見かけます。
この記事でわかること
- 在宅勤務メールの書き方のコツ
- シーン別のコピペOK例文(体調不良・育児・事前申請・社外向け)
- 実はやってしまいがちなNGパターン
- 申請しやすい職場環境を日頃から作るコツ
急いでいる方はこちらから例文に飛べます →シーン別テンプレートへ
育休中の今、復職後に備えてリサーチしたことと、職場のワーママ先輩たちから聞いた実体験をもとにまとめました。
メールに必ず入れるべき3つの要素





在宅勤務を伝えるメールで必ず含めるべき要素は3つだけです!
理由(一言でOK・詳しく書く必要はない)
理由は一言で十分です。「体調不良のため」「子どもの体調不良のため」「家庭の事情のため」——これだけで上司には伝わります。
ありがちなのは、事情を丁寧に伝えようとして長くなってしまうケースです。「子どもが夜中から熱を出していて、朝測ったら38.5度あって、保育園にも確認したところ…」のように書いてしまうと、かえって読みにくく、言い訳のように受け取られることも。
理由は短く、それ以外の情報で信頼を補いましょう。
業務への影響がないこと
「業務は通常通り対応できます」「進行中のタスクは予定どおり進めます」のように、仕事は問題なく続けられることを一言添えるだけで、上司や周りの方の不安は大きく軽減されます。
状況によっては影響が出る可能性がある場合(午後に有休取得が必要かもしれないなど)も、正直に伝えておくとまわりの信頼を損ないません。
緊急時の連絡手段
「緊急の場合はSlack/電話でご連絡ください」のひとことで、「在宅中に連絡が取れるのか?」という上司や周りの方の不安を解消できます。
普段使っているコミュニケーションツールを明記しておくと、よりスムーズです。
【コピペOK】シーン別テンプレート



状況に合わせてそのまま使えるテンプレートを作成しまとめました。
① 当日・体調不良(社内向け)
件名:本日の在宅勤務について
お疲れ様です。
本日は朝から体調が優れないため、在宅勤務にてご対応させていただきます。
業務は通常通り進めますので、ご連絡はメール、もしくはSlackにてお願いいたします。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
② 当日・子どもの急な発熱(ワーママ向け)
件名:本日の在宅勤務について
お疲れ様です。
子どもの体調不良のため、本日は在宅勤務にてご対応させていただきます。
業務への影響は最小限に抑える予定ですが、
状況によっては午後に有休取得が必要になる可能性があります。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
緊急の場合はSlack/電話でご連絡ください。
③ 前日・事前申請
件名:〇月〇日の在宅勤務について
お疲れ様です。
〇月〇日(〇)は、家庭の事情により在宅勤務を希望しております。
業務は通常どおり進める予定です。
ご確認よろしくお願いいたします。
④ 社外・取引先への連絡
件名:本日の勤務形態について(ご連絡)
株式会社〇〇 〇〇様
お世話になっております。△△株式会社の(名前)です。
本日は在宅勤務にてご対応しております。
ご連絡はメール(またはお電話)にて承りますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
これはNG!印象を下げてしまう伝え方



例文を使う前に、まずここは確認してください!!
いくら丁寧に書いても、以下のパターンに当てはまると逆効果になることがあります。
理由が曖昧すぎる
「なんとなく体調が優れなくて…」「ちょっと事情があって…」のような曖昧な表現は、上司に余計な心配や疑問を抱かせてしまいます。
「体調不良のため」「家庭の事情のため」のように、短くても具体的な言葉を使いましょう。
長々と書きすぎる(言い訳に見える)
事情を詳しく伝えようとして文章が長くなると、かえって言い訳がましい印象になります。
職場の先輩が最初のころは「子どもが夜から熱を出して、朝測ったら38度になって、保育園にも確認したら…」と細かく書いていたそうです。でも上司から「一言でいいよ」と言われて気づいたと(笑)。
「子どもの体調不良のため」——これだけで十分です。
忙しい上司への配慮は「簡潔さ」にあります。
送るタイミングが遅すぎる・深夜に送る
当日申請なら、始業前のできるだけ早い時間に送るのが鉄則です。また、前日の深夜に送るのも避けた方が無難です。
「緊急かな?」と相手を不安にさせたり、夜中に通知が届いて迷惑をかけたりする可能性があります。
前日に決まっている場合は、できるだけ業務時間内。
もしくは翌朝早めに送るか、夜のうちに予約送信を活用しましょう。
社外への連絡を忘れる
社内への申請に気を取られて、取引先への連絡を忘れるのもよくあるミスです。
その日に打ち合わせや連絡が予定されている取引先がいる場合は、社内への報告と合わせて社外にも一報を入れましょう。
申請しやすい環境づくりのコツ
在宅勤務を「当日に急にお願いする」のではなく、日頃から申請しやすい状況を作っておくことが、長い目で見ると一番大切です。
普段から業務の進捗を見える化しておく
「在宅中でも仕事が進んでいる」と上司が安心できる環境を、普段から作っておきましょう。
タスク管理ツールで進捗を共有しておく、日報でその日の対応内容を簡潔にまとめるだけで、在宅勤務の申請への心理的ハードルが下がります。特に当日申請の場合は、「今日は〇〇まで対応する予定です」と先にゴールを共有しておくのが効果的です。
1番上司が気にしてるのは、頼んでるタスクが休む事によって支障が出るのか、取引先に迷惑がかからないのかなどです。
上司との信頼関係が申請のしやすさを決める
「在宅勤務を申請しやすいかどうか」は、制度よりも上司との信頼関係で決まることが多いです。
日頃から業務状況を報告し、成果を出している人ほど、急な在宅勤務も受け入れてもらいやすくなります。
周りを見ていても「上司に信頼されている人は在宅の申請がスムーズ」という声が共通していました。
コミュニケーションツールを使って、在宅中もこまめにリアクションするだけでも、チームの印象は変わります。
それでも申請しにくいなら、環境のせいかもしれない



メールの書き方をどれだけ工夫しても、「また在宅にするの?」という空気がある職場では、申請のたびに消耗してしまいます。
「申請の空気が重い職場」は制度より文化の問題
在宅勤務の制度があっても、実際に使いにくい職場はたくさんあります。「制度はあるけど、雰囲気的に言い出しにくい」「上司が在宅勤務に否定的」という声は、育休中に検索していてもたくさん見かけました。
こうした職場では、書き方の問題ではなく「文化」の問題です。どれだけ丁寧に申請しても、根本的な解決にはなりません。
テレワークが当たり前の環境の探し方
在宅勤務が「当たり前」の環境では申請すら不要なことも多く、育児との両立がぐっとラクになります。
「本当にテレワークできる会社かどうか」は、求人票の表記だけでは判断できません。面接での見極め方や確認すべき質問など、具体的な方法は以下の記事でまとめています。
👉関連記事:本当にテレワークできる会社の見極め方(準備中)
申請のたびに消耗しているなら、それは書き方の問題ではなく、会社との相性かもしれません。復職後の働き方を考えるなら、今のうちから情報収集だけでもしておくことがおすすめです。
まとめ



「在宅勤務させていただきます」のメールで大切なのは、
「短く・明快に・業務への影響がないことを一言添える」の3点です。
- 理由は一言でOK。長々と書くと言い訳に見える
- 業務への影響がないことと、緊急時の連絡先を添える
- 前日深夜・曖昧な表現・社外連絡漏れはNG
- 日頃からの進捗共有と信頼関係が申請のしやすさを決める
- 申請しにくい空気がある職場なら、環境ごと見直すことも選択肢のひとつ
メールの書き方は今日から変えられます。
でも、毎回申請のたびに消耗しているなら、働く環境そのものを見直すことも大切な選択肢です。
復職後の自分のために、今のうちから情報収集しておきましょう。


